昨日、指導にはいったのは小学4年生。学校の成績はいまひとつなのですが、身の回りのあらゆることに興味関心が爆発中の楽しみな生徒です。彼がいきなり、「ええもん見せたろか」と、取り出したのは虫かごの中の小さな爬虫類。「ヘビトカゲだよ」というので、そういう生きものなのかと思いました。なにしろ、虫や生き物のことにめっぽう詳しい小学生です。私の知らないこともいろいろ知っています。
けれど、こちらはおとなですから、それなりのツールも能力も持ち合わせています。スマートフォンで検索をかけると、ヘビトカゲは似ても似つかない生物、眼の前のものはカナヘビでした。ちなみに、よく似た生物にニホントカゲがいますが、特徴がはっきりしているのでこの二種は見分けがつきます。
この日の指導は、カナヘビの観察レポートの制作でスタートしました。この生徒にはここのところずっと観察レポートの制作をするよう指導していますが、すべての子どもにこういう課題を与えるわけではありません。いまのところはこの生徒だけです。
こんなふうに、その生徒ひとりひとりの成長段階やニーズに合わせてきめ細かに指導内容を変えていけるのが個別指導、家庭教師のメリットだろうと思います。計算の課題ひとつにしたところで、確実な方法を練習させる子と、トリッキーな方法を教える生徒と、やっぱりその個性に合わせてこちらも変化します。このあたりの駆け引きが、実に面白いなあと思うこの頃です。
それにしても、昨日の小学生は優しい子どもです。観察を終えたカナヘビを、すぐに草むらに戻してやりました。私がなにも言わないうちに。彼は本当に楽しみな生徒です。
けれど、こちらはおとなですから、それなりのツールも能力も持ち合わせています。スマートフォンで検索をかけると、ヘビトカゲは似ても似つかない生物、眼の前のものはカナヘビでした。ちなみに、よく似た生物にニホントカゲがいますが、特徴がはっきりしているのでこの二種は見分けがつきます。
この日の指導は、カナヘビの観察レポートの制作でスタートしました。この生徒にはここのところずっと観察レポートの制作をするよう指導していますが、すべての子どもにこういう課題を与えるわけではありません。いまのところはこの生徒だけです。
こんなふうに、その生徒ひとりひとりの成長段階やニーズに合わせてきめ細かに指導内容を変えていけるのが個別指導、家庭教師のメリットだろうと思います。計算の課題ひとつにしたところで、確実な方法を練習させる子と、トリッキーな方法を教える生徒と、やっぱりその個性に合わせてこちらも変化します。このあたりの駆け引きが、実に面白いなあと思うこの頃です。
それにしても、昨日の小学生は優しい子どもです。観察を終えたカナヘビを、すぐに草むらに戻してやりました。私がなにも言わないうちに。彼は本当に楽しみな生徒です。